番組について
ONAIR REPORT
BACK NUMBER
放送を振り返って
2006年 3月20日
2006年 3月13日
2006年 3月 6日
2006年 2月27日
2006年 2月20日
2006年 2月13日
2006年 2月 6日
2006年 1月30日
2006年 1月23日
2006年 1月16日
2006年 1月 9日
2006年 1月 2日
2005年12月26日
2005年12月19日
2005年12月12日
2005年12月 5日
2005年11月28日
2005年11月21日
2005年11月14日
2005年11月 7日
2005年10月31日
2005年10月24日
2005年10月17日
2005年10月10日
2005年10月 3日
2005年 9月26日
2005年 9月19日
2005年 9月12日
2005年 9月 5日
2005年 8月29日
2005年 8月22日
2005年 8月15日
2005年 8月 8日
2005年 8月 1日
2005年 7月25日
2005年 7月18日
2005年 7月11日
2005年 7月 4日
2005年 6月27日
2005年 6月20日
2005年 6月13日
2005年 6月 6日
2005年 5月30日
2005年 5月23日
2005年 5月16日
2005年 5月 9日
2005年 5月 2日
2005年 4月25日
2005年 4月18日
2005年 4月11日
2005年 4月 4日
   
PART2 東京散歩 ラジグライブニング
ONAIR REPORT
1月23日(月)〜1月27日(金)
今週は北区滝野川の「亀の子束子西尾商店(かめのこたわし・にしおしょうてん)」さんを訪ねました。
お台所の必需品、亀の子束子、知らないという人はいませんよね?
一般名詞として使われていますが、実は「かめのこたわし」というのは、1907年(明治40年)に亀の子束子西尾商店の初代社長・西尾正左衛門さんが考案した商品名なんです。来年で誕生から100年になります。
工場で大量生産している大きなメーカーというイメージがありますが、この亀の子束子は、いまだに熟練の職人さんの手仕事で作られているんです。

基本構造は「針金に植物の繊維を挟んで、針金をねじり、棒状にしたブラシをU字形にしたもの」ですから、作り自体はシンプルだと思うんです。
簡単に作れそうな気がしたので、製作体験をさせていただきましたが、なかなかどうして、これが難しい! 何とか形にはなったものの、繊維の並びがバラバラです。

工場では、タワシ作り20年、30年という熟練の職人さんが作ったものを、「針金のゆるみがないか」「繊維は揃っているか」「色むらはないか」などをチェックして、合格したものだけを包装して出荷しているそうです。この小さな道具にも、職人の技が凝縮しているんですね。

亀の子束子が発明された時からあるのは “パーム” と “シュロ” のタワシです。パームはやや固めの繊維で、鍋やまな板を磨くのに適していますし、ジャガイモやゴボウを洗うと皮がきれいにむけます。シュロのたわしは、やや柔らかめでガラスの食器、ホーローやステンレスの鍋を洗うのに適しています。20年ほど前から作られているサイザル麻のタワシは、かなり柔らかめでボディーマッサージ等にも向いています。その他、化学繊維のものもありますし、丸い物、四角い物、大きな物、小さな物、全部で200種類以上の亀の子束子があるそうです。現在、亀の子束子は商社を通じて世界30カ国以上に輸出されているそうでして、現地の日本人が買い求めて使うことが多いそうです。

亀の子束子西尾商店
東京都北区滝野川 6-14-8












PAGE TOP

サウンド オブ マイスター トップページ 辻よしなりラジオグラフティ INAX JOQR 文化放送 1134kHz 音とイメージの世界 SOUND OF MASTER サウンド オブ マイスター