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1月16日(月)〜1月20日(金) 
今週は墨田区の江戸木目込人形職人、塚田進さんを訪ねました。 
江戸木目込人形は、京都で作られていたものが18世紀初めの頃に江戸に伝わり、江戸風に姿形が変化したものなんだそうです。
  
今日の江戸木目込人形には、「岡本玉水系」と「名川春山系」という2つの有名な系譜があり、塚田さんは6代目名川。師匠に当たる5代目名川春山は、お母さんのお兄さんです。現在、東京には5軒の木目込人形工房がありますが、個人でやっているのは塚田さんのところだけなんだそうです。 
木目込人形の特徴は、胴は “おがくず” を糊で固めて形にしたもの。その胴に、着物の合わせ・切り返しのスジを彫刻刀で削って、そのスジに布の端を押し込んで接着して服を着せていきます。この生地の貼り込み作業を “木目込む” というようです。
  
「この仕事のツボ・難しいところは?」とうかがったところ、 
「原型づくりが一番大事、その善し悪しで、すべてが決まってしまう。それから、見えなくなるところこそ “大事”、 “手を抜けない”。見える着物の下にもう一枚生地を着せている。そうすることで、柔らかな風合いが伝わって雰囲気が優しい人形になる」とのこと。
  
木目込み人形の画期的なところは、原型から型を作り、材料を型に詰めて作るので、同じものを何個でも作ることができるという点です。もちろん一品ものもありますから、量産品から一品物まで値段の幅はビックリするほど広いんです。ちなみに、雛人形ですと1万円〜50万円ぐらいまで塚田さんの作品は一点ものが多いので、気に入った人形との出会いは本当に「縁」だと思います。 
塚田さんの工房をのぞいてみてはいかがでしょうか。
  
塚田工房 http://www.edokimekomi.com/ 
電話番号 03−3622−4579
  
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