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5月30日(月)〜6月3日(金)
荒川区の「造園業・日の出園」の親方、田戸榮太郎(たど・えいたろう)さんに話をうかがいました。
田戸さんは、江戸に住んで約600年・田戸家14代目頭首だそうです。
徳川家康が江戸に幕府を開いて402年。太田道灌が入ったのも約550年前のことですから、600年前って!!(室町時代・足利義満金閣造営の頃〜日本史的には関東にトピックはありません)
造園いうのは、多才なお仕事なんですね。
覚えなければいけない事もたくさんあるそうです。
木と花の種類とそれぞれの手入れの仕方、庭石の種類、敷石、砂利、垣根の種類と作り方、池の作り方などなど。最近は 外来種の木や花がたくさん入ってきているので、新たに覚えることもたくさんあるとか。他にも、高い木の手入れにはクレーンも使いますし、石や土を動かす重機も免許も必要なんですね。
このお話を伺ったのは、お寺の池を作り直している現場だったんですが、田戸さんは「この池を大至急仕上げなきゃいけない」って大忙しでした。というのは、田戸さんは、何軒かのお寺さんから庭の管理を任されていて、お盆(東京のお盆)に間に合うように全ての手入れを行います。
職人さんですから、本来なら雨の日は仕事は休みですが、梅雨の頃は一年で一番忙しい時期なんだそうです。
「お休みの日は何してますか?」と尋ねてみたら、「自分の家の庭の手入れをしていることが多いです」ですって。。。お好きなんですね。
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