「ClubAT−Xやっぱりアニメが好き。」内シチュエーションミニドラマ 「やっぱり劇場・不連続ドラマ3姉妹物語(仮)」 第8話 「ET」篇 由貴 「やっぱり劇場・不連続3姉妹物語(仮)」 悠 「第8話」 朋子 「ET」(※いーてぃー) M(3姉妹物語的TM).CI〜BG 浅川:<*ナレーション> 私達はどこにでもいるような3姉妹。 人からは仲が良くてうらやましいねと言われるけど 本人達にとっては、とても仲がいいわけでも、とても仲が悪いわけでもない。 ごくごく普通の3姉妹。 なので、除夜の鐘が鳴れば、なんとなく年も越していくわけですが・・・。 M 〜FO 朋 「あー、紅白歌合戦も終わっちゃいましたねー。」 悠 「由貴ちゃん、年越しそば、まだー?」 由貴「そばを食べる前に、除夜の鐘を聞きに行こうって約束したでしょ?」 悠 「えー、めんどくさーい!「行く年来る年」見てれば全国の除夜の鐘聞ける じゃ〜ん。近所のお寺の鐘つきにいくよりも倍くらいご利益あるよ!」 由貴「なに言ってるの!やっぱ、ああいうのは生で聞くからご利益あるんでしょ。 出かける支度しなさいよ!早くしないとそばもおせちも抜きだよ!」 悠&朋「は〜い」 浅川 「というわけで、私たちは、近所のお寺に出かけたわけですが、 まさか、そこで、あんなことになるとは、その時は知る由もありませんでした」 M 未知との遭遇TM or ETのTM or コクーンのTM CI〜BG SE ピカー(光線系のレーザー音) 朋 「ま、まぶしい〜。お寺の鐘が、なんだかものすごく光っていますよ〜!」 悠 「あ、あ、あれってお寺の鐘に形が似ているけど、もしかして 未確認飛行物体、いわゆるひとつのUFOじゃないの!」 由貴「見て、UFOの前に誰かいる!」 朋 「あれは、お向かいに住んでいる桂亜沙美ちゃんです!」 桂 「あら、みなさん、どちらへお出かけですか?」 悠 「っていうか、亜沙美ちゃんこそ、そんなものに乗って どこにお出かけしようっていうの?」 桂 「ごめんなさい。今まで黙っていましたが、 実は私、第40代目にあたる、かぐや姫なんです。 その証拠に、桂の「か」は、かぐや姫の「か」を示しているのです。 かぐや姫一族は、代々1年ずつ地球に滞在して、宇宙観光のPR活動をするという 任務があるのです。そして、私も今年、無事に任務完了したので、月に帰るのです。 このお寺は、そのためのUFOをお寺の鐘にカモフラージュして隠しておく秘密基地 だったのです。」 由貴「えー、じゃぁ、亜沙美ちゃんは、宇宙人だったの?」 桂 「はい。地球人から見れば私は宇宙人です。」 朋子「月に帰るって、せっかくお近づきになれたのにもう会えないの?」 桂 「大丈夫。新しい住所をお知らせしますので、近くにお越しの際は、 ぜひお立ち寄りください。歓迎しますよ♪」 悠&由貴「いや、無理無理っ!!。私たちNASAじゃないんだから!」 朋子「えー、じゃぁもうクリームコロッケのおすそ分けしてもらえないんだ。」 由貴「そっか、お醤油切れたときとか、亜沙美ちゃんに貸してもらえないんだー。」 悠 「・・・ということは、もうお金貸してもらえないってことか・・・」 (*ボソっと独り言っぽく) 由貴「まさか、お金借りてたの?悠ちゃん!」 悠 「・・・え!」 桂 「あ、そうそう、私たちは、月に帰るとき、お世話になった人たちに恩返しをして 帰ることになっています。そこで、本当は竹の中に黄金を隠して渡すきまりに なっているのですが、このあたりに適当な竹薮がなかったので、代わりに マンションの水道管の中に隠しておきましたので、あとで探して見てください。」 三人「亜沙美ちゃん!」 桂 「もう行かないと!それでは、みなさんごきげんよう」 SE ピカー → ゴ〜(UFOの飛び立つ音) M CI〜(*ナレーション) 悠 私達はどこにでもいるような三姉妹。 人からは仲がよくてうらやましいねと言われるけど 本人達にとっては、とても仲がいいわけでも、とても仲が悪いわけでもない。 ごくごく普通の三姉妹。 でも、お向かいさんは、ごくごく普通ではありませんでした。 マンションに戻った私達は、すぐ金色に輝く水道管を発見しました。 そこで、思い切ってハンマーで割ってみたのですが、中には黄金の姿はなく、 手紙だけが入っていました。 そこには金ぴかの文字で、次のようなことが書かれていました。 桂 「今日は、悠ちゃんにお貸ししていたお金の返済期限ですので、皆さんへの お礼用の黄金でチャラにすることにしました。」 由貴「あんた、いったいいくら借りとってん!!」(怒) 朋子「あ〜、中に入っている黄金をあてにして水道管、派手に壊しちゃったよ〜」(困) 悠 「また、借金だ・・・。(これが2003年、初借金・・・。)」(泣) SE 鐘の音 ゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン M 〜UP〜FO FIN |
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