「ClubAT−Xやっぱりアニメが好き。」内シチュエーションミニドラマ 「やっぱり劇場・不連続ドラマ3姉妹物語(仮)」 第2話 「夢の初ライブ」篇 M(3姉妹物語的TM).CI〜BG 由貴 「やっぱり劇場・不連続3姉妹物語(仮)」 悠 「第2話」 朋子 「夢の初ライブ」 由貴 :<*ナレーション> 私達はどこにでもいるような3人姉妹。 人からは仲が良くてうらやましいねと言われるけど 本人達にとっては、とても仲がいいわけでも、とても仲が悪いわけでもない。 ごくごく普通の3姉妹。 長女の悠は、ミュージシャン・・・志望・・・希望・・・野望…無謀。 今日は、そんな悠が友達と組んでいるアマチュアバンドの初めてのライブ 当日なのでした。 M 〜FO <※二人とも疲れているのでわりと不機嫌だったりします。> 朋子 「あー、もう歩き疲れました。へとへとです。」 由貴 「もうすぐだから、頑張りぃ」 朋子 「師曰く、言うは、横山やすし、行うは難(がた)しです。」 由貴 「師って、どこの先生やねんなー」 朋子 「でも、改めてじっくり考えると「へ・と・へ・と」って不思議な表現ですよね。」 由貴 「もうそんなん考えんでいいから。余計に疲れるわ。 せやけど、こっちの方向であっとるはずなんやけど、おっかしぃな〜。 朋ちゃん 地図もってたやろ。あれ見せて。」 朋子 「地図、地図、地図・・・、あ、ありました!」 由貴 「あ・・・、ってなんであんた、世界地図持ってるの!? どこまで行くつもりやねん、アンタ!しかもメルカトル図法やし!」 朋子 「備えあれば憂いなしですよ。由貴ちゃん」 由貴 「どんな備えやねん。あんたリュックの端から地球儀の足のぞいてるで。」 朋子 「あちゃー」 由貴 「出てへんっちゅーねん。あほか。」(※だんだん疲れて怒り出す感じで) 朋子 「・・・・・・由貴ちゃん、い、いつもの由貴ちゃんじゃない。(※軽くビビリつつ) こんなのいつもの由貴ちゃんじゃない・・・。 神様、お願い!いつもの由貴ちゃんを私に返してください。」 由貴 「もう、ごめん、ごめん、悪かったから、そんなに泣かんでも。」 朋子 「へへへ、嘘泣きでしゅ!」 SE 殴打 朋子 「いてて。あ、ここじゃないですか?ようやく到着って感じですねー。」 由貴 「あ、ほんとや、良かったー。やっと着いたー。」 もぎりの係りのお姉さん:「はい、チケットを出してください。」 由貴 :「お願いします。」 もぎりの係りのお姉さん:「あれ、これ昨日の日付ですけど。」 由貴&朋 :「えー!嘘ぉん〜!」 もぎりの係りのお姉さん:「嘘です。どうぞ中にお入りください。」 由貴 :「どないやねん。」 朋 :「ドナルドやねん。」 由貴 :「意味わからんわ。」 NA 「一方、そのころ、夢の初ライブ当日を迎えた悠は、と言いますと・・・」 悠 「んごぉー、んごぉー、んごぉー(※寝言です。) じゃ、今日は、初ライブ!はりきっていくぜぇぇぇ!サエキのアホ〜! 曲は、ミスターチルドレンでシーソーゲーム!」 ハ BGM 「シーソーゲーム/ミスチル」 思いっきりCI〜BG ハ 朋 「悠ちゃん、出てこないね〜。」 由貴 「どうしたのかなー。緊張してんやろか。あのこ意外にビビリやし。」 朋 「緊張はしてないと思うよ。ぐっすり寝てるし。」 由貴 「そっか、ぐっすり寝てたんや。」 朋 「いや、ぐっすり寝てるよ。」 由貴 「・・・まじ?・・・もしかしてまだ、家で寝てるの。」 朋 「うん。」 由貴 (ECHO)「ほんまに夢の初ライブやんか〜」 BGM 「シーソーゲーム/ミスチル」 〜UP〜BG M CI〜(*ナレーション) 由貴 私達はどこにでもいるような三姉妹。 人からは仲がよくてうらやましいねと言われるけど 本人達にとっては、とても仲がいいわけでも、とても仲が悪いわけでもない。 ごくごく普通の三姉妹。 でも、いくら仲が良くてもライブの日なんだから、ぐっすり寝てても起こそうよ。 朋子。 っていうか、起きろよ。悠。 M 〜UP〜FO FIN |
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