第1話 「お引越し」篇
第2話 「夢の初ライブ」篇
第3話 「ふぉーりなー」篇
第4話 「ハリポタへ行こう」篇
第5話 「新しいお友達」篇
第6話 「まっくとまくど」篇
第7話 「クリスマス」篇 第7話は音声でお楽しみいただけます
第8話 「ET」篇
第9話 「福が来た!」篇
第10話 「ばれんたいんでいキック」篇
第11話 「ほわいとでいはほっといでい」篇

「ClubAT−Xやっぱりアニメが好き。」内シチュエーションミニドラマ
「やっぱり劇場・不連続ドラマ3姉妹物語(仮)」 第2話 「夢の初ライブ」篇

M(3姉妹物語的TM).CI〜BG
由貴 「やっぱり劇場・不連続3姉妹物語(仮)」
悠  「第2話」
朋子 「夢の初ライブ」
由貴 :<*ナレーション>
   私達はどこにでもいるような3人姉妹。
   人からは仲が良くてうらやましいねと言われるけど
本人達にとっては、とても仲がいいわけでも、とても仲が悪いわけでもない。
   ごくごく普通の3姉妹。
   長女の悠は、ミュージシャン・・・志望・・・希望・・・野望…無謀。
今日は、そんな悠が友達と組んでいるアマチュアバンドの初めてのライブ
当日なのでした。
   
M 〜FO
<※二人とも疲れているのでわりと不機嫌だったりします。>
朋子 「あー、もう歩き疲れました。へとへとです。」
由貴 「もうすぐだから、頑張りぃ」
朋子 「師曰く、言うは、横山やすし、行うは難(がた)しです。」
由貴 「師って、どこの先生やねんなー」
朋子 「でも、改めてじっくり考えると「へ・と・へ・と」って不思議な表現ですよね。」
由貴 「もうそんなん考えんでいいから。余計に疲れるわ。
せやけど、こっちの方向であっとるはずなんやけど、おっかしぃな〜。
朋ちゃん 地図もってたやろ。あれ見せて。」
朋子 「地図、地図、地図・・・、あ、ありました!」
由貴 「あ・・・、ってなんであんた、世界地図持ってるの!?
どこまで行くつもりやねん、アンタ!しかもメルカトル図法やし!」
朋子 「備えあれば憂いなしですよ。由貴ちゃん」
由貴 「どんな備えやねん。あんたリュックの端から地球儀の足のぞいてるで。」
朋子 「あちゃー」
由貴 「出てへんっちゅーねん。あほか。」(※だんだん疲れて怒り出す感じで)
朋子 「・・・・・・由貴ちゃん、い、いつもの由貴ちゃんじゃない。(※軽くビビリつつ)
こんなのいつもの由貴ちゃんじゃない・・・。
神様、お願い!いつもの由貴ちゃんを私に返してください。」
由貴  「もう、ごめん、ごめん、悪かったから、そんなに泣かんでも。」
朋子  「へへへ、嘘泣きでしゅ!」
SE 殴打
朋子  「いてて。あ、ここじゃないですか?ようやく到着って感じですねー。」
由貴  「あ、ほんとや、良かったー。やっと着いたー。」

もぎりの係りのお姉さん:「はい、チケットを出してください。」
由貴         :「お願いします。」
もぎりの係りのお姉さん:「あれ、これ昨日の日付ですけど。」
由貴&朋       :「えー!嘘ぉん〜!」
もぎりの係りのお姉さん:「嘘です。どうぞ中にお入りください。」
由貴         :「どないやねん。」
朋          :「ドナルドやねん。」
由貴         :「意味わからんわ。」

NA 「一方、そのころ、夢の初ライブ当日を迎えた悠は、と言いますと・・・」

悠  「んごぉー、んごぉー、んごぉー(※寝言です。)
    じゃ、今日は、初ライブ!はりきっていくぜぇぇぇ!サエキのアホ〜!
曲は、ミスターチルドレンでシーソーゲーム!」

BGM 「シーソーゲーム/ミスチル」 思いっきりCI〜BG

朋  「悠ちゃん、出てこないね〜。」
由貴 「どうしたのかなー。緊張してんやろか。あのこ意外にビビリやし。」
朋  「緊張はしてないと思うよ。ぐっすり寝てるし。」
由貴 「そっか、ぐっすり寝てたんや。」
朋  「いや、ぐっすり寝てるよ。」
由貴 「・・・まじ?・・・もしかしてまだ、家で寝てるの。」
朋  「うん。」
由貴 (ECHO)「ほんまに夢の初ライブやんか〜」





BGM 「シーソーゲーム/ミスチル」 〜UP〜BG
M CI〜(*ナレーション)
由貴 私達はどこにでもいるような三姉妹。
   人からは仲がよくてうらやましいねと言われるけど
本人達にとっては、とても仲がいいわけでも、とても仲が悪いわけでもない。
   ごくごく普通の三姉妹。
   でも、いくら仲が良くてもライブの日なんだから、ぐっすり寝てても起こそうよ。
   朋子。
   っていうか、起きろよ。悠。

M 〜UP〜FO


                    FIN