鶏曙(とりあけぼの)茶碗蒸し

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テーマ:茶碗蒸し

用意するもの ※2人分

・鶏肉           60グラム
・ぎんなん          4個
・あさつき          3本
・しょうがしぼり汁      少々

<卵地>
・卵             1個
・トマトジュース      50cc
・水           100cc
・淡口しょうゆ   大さじ1/2

<餡>
・だし           50cc
※だしの作り方は、ポットのお湯500ccをボウルに移し、かつおぶし5グラム強(ひとつかみ)と4センチ四方のだし昆布を1分間ひたして濾す。
・淡口しょうゆ       10cc
・穀物酢          10cc

<餡のとろみ>
・片栗粉        小さじ1
・水          小さじ2
※片栗粉は水であらかじめ溶いておく。

作り方 ※2人分

  1. 鶏肉を4等分し、熱湯で霜降りをしておく。
  2. ぎんなんはゆで、薄皮をむいておく。あさつきは小口切りにしておく。
  3. 卵、トマトジュース(50cc)、水(100cc)、淡口しょうゆ(大さじ2分の1)をボウルに入れ、よく混ぜ溶きほぐし、細かいザルで濾しておく。
  4. 器に、1)の鶏肉と2)のぎんなんを入れ、3)で作った卵地を流し入れ、蒸気の上がった蒸し器に入れ、蓋の端に菜箸を挟み強火で3分、弱火で10分蒸す。 ※蒸し器がない場合は、鍋に80度のお湯を入れて茶碗蒸しに蓋をして、15分~20分、80度を保ちながらゆでる
  5. 餡をつくる。鍋にだし(50cc)、穀物酢(10cc)淡口しょうゆ(10cc)、を入れて火にかける。
  6. ひと煮立ちしたら、水溶き片栗粉でとろみをつけ、蒸し上がった茶碗蒸しにかけ、2)で刻んだあさつきとしょうがのしぼり汁をたらす。

ワンポイント・アドバイス

トマトジュースがだしになります。
だから余分なものを入れなくていいです。
加熱することで、鶏の脂っこさをやわらげてくれます。
淡口しょうゆが味を際立たせてくれます。

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プロフィール

野崎洋光(のざき ひろみつ)

野崎洋光
(のざき ひろみつ)

東京・南麻布「分とく山」総料理長。1953年、福島県生まれ。
和食の伝統をふまえながら、今の時代をとらえたレシピや考え方を提唱。やさしくわかりやすい語り口で、テレビ、ラジオ、雑誌などでも幅広く活躍中。家庭料理の大切さを強くうったえている。

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