新入社員インタビュー
文化放送に新卒で入社した社員は、
今どんなことを感じ、
どんな未来を思い描いているのか。
文化放送のフレッシュな「現場」を知ってもらうために、
2024年度の新入社員(営業部・直井悠人)に語ってもらいました。
学生時代の専攻分野、打ち込んでいたこと

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商学部でマーケティング論、消費者行動論や広告論を学んでいました。採用試験でも、広告の観点でのラジオ業界についてエントリーシートにも書きましたし、営業職という今の仕事にもすごく活きてるなって感じます。
コロナ禍で大学に行けない時期が長かったので、空いている時間を、資格取得の勉強に充てました。具体的には、社会保険労務士の資格で、労働法や社会保険法などにも興味があり、今後社会人になる上で必要だと思ったので受験し、無事大学4年生の時に合格しました。
文化放送に応募した理由/文化放送でやりたいと思っていたこと

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シンプルに一言で言うと、「ラジオが好きだから」。高校生の時からラジオ局で働きたいなって思っていました。お笑いが好きでそれをきっかけにラジオを聴くようになって、自分の人生が豊かになりました。たくさんラジオで笑わせてもらいましたし、たくさん励ましてもらいましたし、視野も広げてもらっているなって感じていたので今度は自分もラジオを通して多くの人を笑顔にできたらなという思いでラジオ局を志望しました。
就職活動の時は、制作部で深夜番組やお笑い番組の制作や番組イベントを作りたいなっていうのが自分の中で強かったです。学生時代に周りにラジオを聴いている人って限られていて、話題を共有するチャンスが少なかったのですが、ラジオのイベントに何回か参加してその自分が好きなものとか自分と同じ感情を共有できる人がこんなにいるんだって思ったときに、とても幸せで、素敵な空間だなと思ったので自分もそういう空間を作れればいいなと思っていました。
文化放送を選んだ理由

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ラジオ局から内定をもらった時点で、そこに入社しようというのは決めてました。もう一つは面接の雰囲気です。緊張感の強い面接もたくさんありましたし、なかなか自分のパーソナルな部分を引き出してもらえてないなって思うような面接もあったんですけど、文化放送の面接は和やかな雰囲気で皆さん温かくて、自分に興味を持ってもらえてるなっていうのをすごい感じたので、ここなら入社した後も頑張れるんじゃないかなっていう思いから決めました。
実際に入社してからの文化放送はどうですか?

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メディアの仕事は、個人個人でそれぞれ仕事をしてるイメージが強かったんですけど、今自分がいる営業部はチームで動いているなっていうふうに感じてます。分からないこととか困ったことがあったときに、相談できる上司や先輩方が周りにいらっしゃいますし、先輩の方から大丈夫かって声掛けもいただけてるので、周りの方に恵まれた環境にいるなと感じてます。
今、どんな仕事を担当していますか?また、配属されて感じていることは?

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法人営業で広告枠やラジオ企画、イベント企画を売っています。面白い企画を作って、それを売って終わりではなく、文化放送の媒体やコンテンツを活用してクライアントの課題解決やニーズを形にするまでが営業の仕事で、クライアントにより満足してもらえるよう、社内外でのコミュニケーションを大切にしています。
これまでとは違うラジオの聴き方ができるようになりました。どの会社がどの番組をスポンサードしているのか、タイアップコーナーでの訴求ポイントの落とし込み方など、気になるようになっています。社会人としては、いろいろな人と会って、会話することができるので、刺激的で、日々学ぶことばかりです。有益な提案をするためにはクライアントについて知らなければいけないので、これまで興味のなかったことや馴染みのなかった分野に触れることで視野が広がっているという実感があります。
働き始めてからの「思い出の仕事」や「うれしかった出来事」を教えてください。あるいは「失敗」や「大変だったこと」を教えてください。

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まずは研修の時にラジオブースに入れたときはめちゃめちゃ感動しました。
営業に配属されてからは、自分が関わった案件が放送で流れた時です。最初に企画に関わったあるクライアントの案件で、実際に台本ができる過程や、収録の現場を実際に目の当たりにして、こういうふうに収録が進んでいくのかとか、ここはもう1回録り直そうみたいなことなど、過程や背景が分かった上で、実際に放送で聴いたときは、嬉しかったですね。失敗に関しては、周りの方がフォローしてくださるので、大失敗、大事故はなくここまでやれています。ただスケジュール管理の甘さや連絡漏れなど小さな失敗は日々あります。同時並行でいろいろ仕事を進めていかなければいけないので大変ですが、失敗を恐れて行動しないのも勿体ないなって思いますし、開き直るわけじゃないですけど、今、新人だから許される失敗もあるんじゃないかなと思っているので、とりあえず行動してみる、首突っ込んでみるっていうのは大事にしています。その上で失敗したらまずは謝って、その上で繰り返さないように対策をするっていうのは心がけています。
今後キャリアを重ねていく中での「やりたい仕事」や「目標」。
そして10年後、どんな「人」になっていたいですか?

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やっぱりラジオ業界に貢献したいなっていう気持ちはとても強いです。もっと多くの人にラジオの良さを知ってもらいたいですし、ラジオの可能性を伝えていきたいなと思っています。クライアントに対してはラジオという媒体の魅力を伝えて、広告費の面から支えていただいて、ラジオのカルチャーを未来に継承していきたいですし、もう一つはリスナーに対して、愛される番組を作って、ラジオってやっぱり楽しいよねって感じてもらいたい。元々自分は番組制作に憧れてラジオ局を志望しているので、いずれはリスナーに支持される人気番組を制作したいという思いは強く持っています。入社して、本当にラジオ局はいろんな仕事があるんだなっていうことを感じています。10年後にどこの部署にいるかわからないんですけど、いつも前向きに、置かれた場所で、最善を尽くせるような人でありたいなと思っています。
就職活動に臨むみなさんへ
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等身大でいるのが大事なのかなっていうのは、就活をしててすごく感じました。決して丸腰で挑めということではなくてですね、もちろん準備は頑張った上で、本番では頑張りすぎないといいますか、結果にこだわりすぎないことが大事なのかなって思っています。自分は、分からない質問が飛んできたら分かりませんって正直に言うつもりで面接には臨んでいました。背伸びしたり、何か理想像を演じて内定を勝ち取っても、入社してからの方が長いですし、いずれどこかで苦しんでしまうのかなって思います。なので必要以上に追い込みすぎないで欲しいなっていうのは、就活生の皆さんに伝えたいです。