ロービジョン者である文化放送社員が企画・制作のシリーズ第6弾『知っていますか?ロービジョン~0と1の間 Vol.6』3/31(月)放送

ロービジョン者である文化放送社員が企画・制作のシリーズ第6弾『知っていますか?ロービジョン~0と1の間 Vol.6』3/31(月)放送

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自身がロービジョンである文化放送社員が企画・制作したシリーズ第6弾となる特別番組『知っていますか?ロービジョン~0と1の間 Vol.6』を、3月31日(月)昼12時00分~12時55分に放送します。

「ロービジョン(Low Vision)」とは、何らかの視覚障害により日常生活が不便になることを指しており、周りからは困難なく行動しているように見えることから、ロービジョン者であることは理解されにくい側面があります。

当番組は、自らがロービジョン者である文化放送社員の白石仁司が自身の経験をふまえ、健常者と盲目の間にいるロービジョンの世界を少しでも理解してもらうため、企画・制作をしました。

第1弾の放送よりサヘル・ローズが出演し、白石と共に様々な視覚障害を取り巻く環境や課題解決に向けた取り組みの紹介、そして知られざるロービジョン者の抱える思いなどを伝えてきました。

第6弾となる今回は、「ロービジョン者にしか分からない日常の悩み」について白石を含むロービジョン当事者たちによる座談会を実施。

「皿の上の料理が分からず、わさびをそのまま食べてしまう」「買い物をしている際、店員に質問しようとしても客と店員の区別がつかない」など、日常の中でロービジョン者が直面している困難な場面について、座談会の模様とともに紹介します。

白石は今回の第6弾放送を前に、「番組の企画の原点に返り、【他人からは分からないけれど実は困っている人がいる】ということを、みんなが気づくきっかけになってもらいたい」と話しています。

<文化放送ロービジョンプロジェクト>
 文化放送では、様々な視覚障害者についての問題や取り組みを紹介してきたシリーズ特別番組『知っていますか?ロービジョン~0と1の間』のほかにも、民放初として1974年より作成している「点字番組表」、同局PR誌「フクミミ」の音訳、社内階段への黄色と黒の斜め縞テープの貼付、到着階を知らせる音声ガイダンスの社内エレベーターへの搭載などに取り組んでいるほか、ロービジョン者の視覚に配慮した特設サイトを通じ様々な情報を発信するなど、ロービジョンについての理解促進とそれを取り巻く課題の解決に向け活動を継続しています。

※これまでのシリーズ『知っていますか?ロービジョン~0と1の間』の放送は、文化放送のポッドキャストサイト「PodcastQR」よりお聴きいただけます。
https://podcastqr.joqr.co.jp/episodes?q=%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3

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