「障害のある学生への修学支援はどうあるべきか」

番組制作担当の塚本です。

4月1日に改正障害者差別解消法が施行され、社会の様々な場面で「障害者に対する合理的配慮の提供」が義務付けられます。

これは、大学等で学ぶ障害のある学生に対しても例外ではありません。

文部科学省は、「障害のある学生の修学支援に関する検討会」での議論を積み重ね、このほどその報告書がまとまりました。

大学等で学ぶ障害のある学生の数は、約5万人で、10年前の4倍に増えています。

勿論、これは視覚障害に限ったデータではありませんが、報告書では、「障害のない学生が学ぶことを前提として作られた大学等の従来の仕組みや構造が、障害のある学生にとっては、社会的障壁となっている場合がある」と指摘しています。

そして今後は、例えば障害のある学生を介助する同行スタッフが、教室内に入室することを拒んではならないなど、学校側が留意すべき事項が数多く盛り込まれた内容となっています。

詳細は、「障害のある学生の修学支援に関する検討会」で検索すれば、読むことができます。