「能登半島地震から1ヵ月~被災地の視覚障害者」
番組制作担当の塚本です。
能登半島地震から1ヵ月、被災地の視覚障害の方々はどんな状況にあるのでしょうか。
石川県視覚障害者情報センターの米島理事長に聞きました。
能登地区は今も停電、断水が続いており厳しい生活を強いられていますが、米島理事長は石川県障害福祉課のメンバーに同行して、1.5次避難所、2次避難所に避難している視覚障害者の状況の調査や、困りごとの聞き取りに当たっています。
1.5次避難所は、広いアリーナの中にテントが設営され、その中で生活する人が多いということです。
視覚障害者には、呼び出しボタンが貸与され、一人でトイレに行けない人は、そのボタンを押すと、スタッフやボランテイアが手助けする仕組みが整えられました。
また、1.5次避難所に滞在している視覚障害者には、本人の了解を得て、視覚障害のマークを付けてもらい、周囲の人が気づきやすいような配慮がなされています。
2次避難所では、ロービジョンの人が周囲の人になかなか気づいてもらえないことなどを考慮して、希望者には折り畳み式の白状を貸し出し、周囲の人が声をかけやすくするような配慮がなされています。
また、避難所に持参した目薬などが不足した場合には、眼科医が対応しているということです。
徐々に、行政・福祉・医療が一体となって支援する仕組みが作られつつあるということでした。
能登半島地震から1ヵ月、被災地の視覚障害の方々はどんな状況にあるのでしょうか。
石川県視覚障害者情報センターの米島理事長に聞きました。
能登地区は今も停電、断水が続いており厳しい生活を強いられていますが、米島理事長は石川県障害福祉課のメンバーに同行して、1.5次避難所、2次避難所に避難している視覚障害者の状況の調査や、困りごとの聞き取りに当たっています。
1.5次避難所は、広いアリーナの中にテントが設営され、その中で生活する人が多いということです。
視覚障害者には、呼び出しボタンが貸与され、一人でトイレに行けない人は、そのボタンを押すと、スタッフやボランテイアが手助けする仕組みが整えられました。
また、1.5次避難所に滞在している視覚障害者には、本人の了解を得て、視覚障害のマークを付けてもらい、周囲の人が気づきやすいような配慮がなされています。
2次避難所では、ロービジョンの人が周囲の人になかなか気づいてもらえないことなどを考慮して、希望者には折り畳み式の白状を貸し出し、周囲の人が声をかけやすくするような配慮がなされています。
また、避難所に持参した目薬などが不足した場合には、眼科医が対応しているということです。
徐々に、行政・福祉・医療が一体となって支援する仕組みが作られつつあるということでした。