「眼科医から視覚障害の日常が広がる」

番組制作担当の塚本です。

今月9日(土)に東京・新宿区西早稲田の「日本視覚障害者団体連合」で、「眼科からはじまる社会参加への道しるべ 英国の取り組みから考えるフォーラム」が開催されました。

眼科へ行って視覚障害と診断された患者は、障害の病名やその程度がどうであれ、少なからずショックを受けることは、想像に難くありません。

治療と並行して、リハビリを始めたり、様々な福祉制度を利用することなども求められます。

ただ、視覚障害の場合は、なかなかリハビリや福祉制度の利用に行きつかないケースが多いという事です。

福祉制度の利用にたどりつくまでに、5年以上かかったという人が、視覚障害者の25%以上を占めているというデータもあるそうです。

この点を是正するために、英国のECLO(エクロ)という制度に学んでみてはどうかというのが、今回のフォーラムのテーマでした。

ECLOという制度は、どんなものなのかについては、次回以降、この欄で紹介させていただきます。