「全国盲学校弁論大会」
先月、秋田市で第91回全国盲学校弁論大会が開催され、その模様をNHKの「視覚障害ナビラジオ」という番組のHPで聞くことができます。
全国各地の予選を勝ち抜いた9人が出場したこの大会。
優勝したのは大阪府立大阪南視覚支援学校高等部2年の酒井響希さん(17歳)でした。
酒井さんは2021年夏の東京パラリンピックの閉会式に、ドラマーとして参加し、聴覚や身体の障害など様々な障害を持つ人たちと一緒に、パフォーマンスを披露しました。
視覚障碍者の酒井さんは、その時の経験から、「自分は視覚障碍者と他の障害を持つ人たちとの間に、無意識に壁を作っていたのではないか」と問いかけます。
異なる障害を持った人たちが、一人一人の個性を最大限生かして、パフォーマンスを披露できたように、「障碍者と健常者の間にあると思われる壁も、自分たちで作り出したものではないか。作ったものは必ず壊せる」と力強く語り、自分たちの周りの無意識の壁について考えてみませんかと呼び掛けて、弁論を締めくくっていました。
全国各地の予選を勝ち抜いた9人が出場したこの大会。
優勝したのは大阪府立大阪南視覚支援学校高等部2年の酒井響希さん(17歳)でした。
酒井さんは2021年夏の東京パラリンピックの閉会式に、ドラマーとして参加し、聴覚や身体の障害など様々な障害を持つ人たちと一緒に、パフォーマンスを披露しました。
視覚障碍者の酒井さんは、その時の経験から、「自分は視覚障碍者と他の障害を持つ人たちとの間に、無意識に壁を作っていたのではないか」と問いかけます。
異なる障害を持った人たちが、一人一人の個性を最大限生かして、パフォーマンスを披露できたように、「障碍者と健常者の間にあると思われる壁も、自分たちで作り出したものではないか。作ったものは必ず壊せる」と力強く語り、自分たちの周りの無意識の壁について考えてみませんかと呼び掛けて、弁論を締めくくっていました。