「全盲の英語教師 大胡田裕さん~助けを借りることは相手の力を信頼すること」

「全盲の英語教師 大胡田裕さん~助けを借りることは相手の力を信頼すること」
番組担当の塚本です。盲学校の卒業生がどんな活動をしているのかを紹介するサイト「盲B盲G」で、静岡県立城北高校で英語教師をしている大胡田裕さんが取り上げられています。
大胡田裕さんは先天性の緑内障で、11歳で全盲となります。その時を振り返って大胡田さんは、「幼いころから父親に"いずれ見えなくなるよ。だから今のうちに色々なものをよく見ておきなさい”と言われていたので、全盲となっても大きなショックを受けずに済んだ」と話しています。大胡田さんは静岡県立盲学校で小学生・中学生活を過ごしましたが、恩師が休日返上で付き合ってくれるなどしてくれるのを見て、「自分も将来、教師になりたいという気持ちになった」という事です。高校は筑波大学付属盲学校に進学し、その後、静岡県立大学から大学院を経て英語教員となり、教員生活は20年になりました。
教員生活を通じて大胡田さんは、「自分が目が見えない事は生徒の成長を促している」と見ています。そして、「自立というのは何でも一人で出来るようになることではない。自分の出来ることと、出来ないことを見極めて、上手に周りの力を借りる事が本当の自立ではないか」と話しています。大胡田さんのインタビューは、「盲B盲G」のサイトで読むことが出来ます。音声で聴くことも可能です。