「第94回盲学校弁論大会」③
「第94回盲学校弁論大会」③
番組担当の塚本です。10月2日に大阪で開催された「第94回盲学校弁論大会」の入賞者の弁論をNHKラジオの「視覚障害ナビラジオ」の聞き逃し配信番組で聞くことが出来ます。本日はこの大会で優勝した筑波大学付属視覚特別支援学校高等部普通科1年の菅野善仁さん(16歳)の弁論内容を紹介いたします。
菅野さんは、祖父が国鉄時代の東北本線で車掌として働いていたこともあって、幼いころから鉄道、それも新幹線の乗務員になることが夢でした。しかし生まれつき視覚と聴覚に障害を持つ菅野さんは、成長するにつれて症状が悪化し、その夢を諦めざるを得ませんでした。中学1年生の時だったということです。その時、菅野さんは言葉に表せないような虚無感を味わったと振り返っています。
そうした虚無感を払拭できたのは、盲学校に入学し、そこでの友人たちとの出会いがキッカケでした。それまで自分の視覚障害、聴覚障害によって不便さだけを味わい、一人で苦しみを抱え込み、孤独感を味わっていましたが、盲学校での同じ障害を持つ仲間との出会いによって、考えが一変したということです。日常生活で様々な不便に直面しても、仲間や晴眼者の支えによって解決できることを実感した菅野さんは、当事者と支える立場の人たちが互いの視点を共有できれば、社会の障壁を取り除くことが出来るのではないかと考えるようになり、自分の目標が明確になったということです。
この弁論で優勝の栄誉を手にした菅野さんは、「制度、法律が変われば社会は変わる。声を上げないと変わらない。次の世代のためにも、今の社会をより良くしたい。」と決意を語っていました。
以上、三日間にわたって今年の盲学校弁論大会の入賞者の弁論内容を紹介してきましたが、この弁論大会の模様は、11月17日(火)午後8時から、NHKのEテレの「ハートネットTV」の番組でも紹介されるという事です。
番組担当の塚本です。10月2日に大阪で開催された「第94回盲学校弁論大会」の入賞者の弁論をNHKラジオの「視覚障害ナビラジオ」の聞き逃し配信番組で聞くことが出来ます。本日はこの大会で優勝した筑波大学付属視覚特別支援学校高等部普通科1年の菅野善仁さん(16歳)の弁論内容を紹介いたします。
菅野さんは、祖父が国鉄時代の東北本線で車掌として働いていたこともあって、幼いころから鉄道、それも新幹線の乗務員になることが夢でした。しかし生まれつき視覚と聴覚に障害を持つ菅野さんは、成長するにつれて症状が悪化し、その夢を諦めざるを得ませんでした。中学1年生の時だったということです。その時、菅野さんは言葉に表せないような虚無感を味わったと振り返っています。
そうした虚無感を払拭できたのは、盲学校に入学し、そこでの友人たちとの出会いがキッカケでした。それまで自分の視覚障害、聴覚障害によって不便さだけを味わい、一人で苦しみを抱え込み、孤独感を味わっていましたが、盲学校での同じ障害を持つ仲間との出会いによって、考えが一変したということです。日常生活で様々な不便に直面しても、仲間や晴眼者の支えによって解決できることを実感した菅野さんは、当事者と支える立場の人たちが互いの視点を共有できれば、社会の障壁を取り除くことが出来るのではないかと考えるようになり、自分の目標が明確になったということです。
この弁論で優勝の栄誉を手にした菅野さんは、「制度、法律が変われば社会は変わる。声を上げないと変わらない。次の世代のためにも、今の社会をより良くしたい。」と決意を語っていました。
以上、三日間にわたって今年の盲学校弁論大会の入賞者の弁論内容を紹介してきましたが、この弁論大会の模様は、11月17日(火)午後8時から、NHKのEテレの「ハートネットTV」の番組でも紹介されるという事です。