「サイトワールド」4年ぶり開催

番組制作担当の塚本です。

11月1日~3日迄、墨田区のすみだ産業会館で開催された第15回視覚障碍者向け総合イベント「サイトワールド2023」に参加してきました。
イベントのキャッチフレーズは、「ふれてみよう!日常サポートから最先端テクノロジーまで」。
コロナ禍の影響で、このイベントが開催されるのは4年ぶりの事です。
最寄り駅のJR錦糸町駅に降り立つと、駅前には数多くのボランテイアスタッフが待機し、視覚障害の方々を会場まで案内するなど、配慮の行き届いたイベントの運営でした。

サイトワールド実行委員長の荒川明宏さんにうかがったところ、イベントは盛況で、1日、2日は約1000人。3日は1500人から2000人の来場が見込まれるということでした。
出展社は38の会社並びに団体で、いずれも自社・団体で手掛けている視覚障碍者のための様々な商品・サービスが出展されていました。
荒川実行委員長の話では、今年はNTTドコモ、花王、グーグル、ソニー、三菱電機、ダイハツなど、国内の著名大企業がユニバーサルな商品開発への関心を強め、出展しているのが大きな特徴だということです。
「知っていますかロービジョン」の番組の第一回目と第二回目の放送で紹介した「アイコサポート」「あしらせ」などの歩行支援のサービス・商品も展示されていました。

日常の暮らしの中での視覚障碍者の困りごとを解決する生活支援グッズから、AIを使った機器まで幅広い商品・サービスを一度に体験できるのが、大きな魅力となっている展示会でした。
来場された方々の声は、明日以降のこの欄で紹介させて頂きます。