「私が医師を目指した訳~NEXTVISION三宅琢代表」

「私が医師を目指した訳~NEXTVISION三宅琢代表」
番組担当の塚本です。神戸の視覚障害者サポート団体NEXTVISIONが、今年始めたPODCAST番組「ラジオ ならでは」の第三回目の番組が先日、NEXTVISIONの公式ウエブサイト上で公開されました。この番組は、「挫折と喪失をチャンスに変える」をテーマに、NEXTVISION理事長の三宅琢氏と、副理事長の福場将太氏の二人が語り合う正味10分間ほどの番組です。
第三回目の番組のテーマは、「自分たちが影響を受けた医師」というもので、今回は三宅氏が語っています。
この中で、三宅氏が一番影響を受けた人として名前を挙げたのはパッチアダムスという医師でした。パッチアダムスの自伝的映画作品を見た三宅氏は当時高校生でしたが、その作品を見て、「医者は治療以外にも色々な事が出来るのだという点に心動かされた」と話しています。当時三宅青年は、同級生が網膜色素変性症の発症を苦に亡くなってしまうという突然の出来事に大きなショックを受け、自分は何もできなかったという敗北感のようなものを感じていました。その時にパッチアダムスの映画を観て、人間中心の医療が出来る仕事に就きたいと、医学部を目指しました。
そして、「患者と一緒に過ごすことで病気が治る病院」を目指して、神戸に病院を設立し、「形にとらわれず、患者が元気になる事をやる医療」を目標に掲げます。
2022年、パッチアダムスは三宅氏の招きで来日しましたが、その時に三宅氏は、「パッチアダムスはあまり質問には答えず、むしろ質問してくることが多かった。良い医者は、患者らに対しても良い質問の出来る医師ではないか」と気づかされたということです。生成AIがいくらでも、良い答えを見つけてくれることが当たり前のようになった今の時代だからこそ、「良い質問の出来る医師が良い医者だ」という三宅氏の言葉は重いと感じます。