「目の見えない精神科医 福場奨太さんの生き方」②

「目の見えない精神科医 福場奨太さんの生き方」②
番組担当の塚本です。福場奨太さんが網膜色素変性症を発症したのは、医学部に在学中の事でした。一度は医師国家試験に不合格となったものの、福場さんは、行けるところまで行って ダメになったら別の道を探そうとの覚悟を決めて、国家試験に再挑戦し合格します。
精神科医となった福場さんが失明したのは32歳の時でした。一時は医師を辞めることを覚悟したとのことですが、福場さんは、視覚障害を持つ医療従事者の会「ゆいまーる」の存在を知り、目が見えない医師が案外たくさんいることに気が付いたと言います。バリアバリュー、つまり「障害に価値がある」という言葉を知って、障害を負ったからこそ燃え上がる情熱の強さに気が付きました。
そして失明して6年後の38歳の時、講演会で自らの視覚障害をカミングアウトします。そしてその時に、「網膜色素変性症を相棒にして、目が見えている医師には出来ない仕事をすればいい」という事に気づいたという事です。