「公共交通機関の利用が困難な地域における移動手段の確保」②

「公共交通機関の利用が困難な地域における移動手段の確保」②
番組担当の塚本です。先月仙台市で開催された「公共交通機関の利用が困難な地域における移動手段の確保」をテーマにしたシンポジウムの模様を紹介しております。先ず多賀城視覚障害者福祉協会会長の佐藤広一氏は、移動手段としては市民バスと乗合タクシーしかなく、このうち乗合タクシーは、土日運休、平日も夜間は運休で、平日昼間しか利用できないことを報告したうえで、予約方法がネットに限られている現状では、視覚障害者にとっては予約する事すらままならず、電話による予約にも対応して欲しいと話していました。また乗合タクシーを、視覚障害者が一人で利用することは認められておらず、必ず介助者の同行が必要で、しかも介助者は多賀城市内に住む者に限られるなど、利用に制約が多いことも明らかにされていました。
続いて報告に立った石巻市視覚障害者福祉協会会長の小山賢一氏は、自身の障害が盲ろうであることを明らかにしたうえで、市内でも僻地に住んでいるため、交通機関は平日に住民バスが運行されているのみで、公共交通機関のサービスが受けられない現状を報告していました。