「医師としてうれしかったこと」

番組制作担当の塚本です。
今回も今年9月の第三回目の放送で紹介できなかった武蔵浦和眼科クリニックの江口万祐子先生のお話しを紹介させていただきます。

江口先生のおっしゃるには、患者さんに先に紹介したスマートサイトというリーフレットを渡して、患者さんからそのフィードバックがあったときがうれしいという事です。

ある日、一人の患者さんがクリニックに入ってこられた時、足元の様々なものにぶつかりながら、よろけながら入ってこられました。
スマートサイトのリーフレットを渡して、生活支援訓練をうけてみてはどうですかとアドバイスしたところ、1年後、その患者さんは見違えるようになってクリニックに来られたそうです。
その患者さんは、先ず歩行訓練を受けて、その結果、45分間かかっていた通勤時間が15分に短縮できて自信がついたということです。
更にパソコンの訓練も受けて、転職にも成功されました。
その患者さんに「先生に背中を押してもらって良かった。自信がついて、まだまだやりますよ」と言われて、江口先生は、自分はリーフレット一枚渡しただけなのに、患者さんが見違えるようになっていて、鳥肌が立つぐらいうれしかったと、話しておられました。

スマートサイトをうまく活用することによって、いかに効果が上がるかを実証したケースではないでしょうか。



※2023年9月18日(月・祝)午前10時00分放送の当番組第三弾『知っていますか?ロービジョン~0と1の間Vol.3』は、「当サイト内」、または「文化放送 PodcastQR」で聴くことができます!