「エスカレーター利用実態調査開始~東視協」

「エスカレーター利用実態調査開始~東視協」
番組担当の塚本です。以前も「こぼれ話」の欄で紹介いたしましたが、東京都視覚障害者協会(東視協)の「まちづくり委員会」が、エスカレーターのより安全な利用、利便性の向上の為に、何が必要かを探るアンケート調査を始めました。目の見える晴眼者にとっては、当たり前のように利用できるエスカレーターですが、視覚障害者にとっては、必ずしも単純に安全で便利とは言い切れない面があるようです。
アンケート調査の主な質問項目は、以下のような内容です。
①エスカレーターのある場所を、どのようにして探していますか。例えば、エスカレーターから流れる音声で探す、通行人の足音や動きで探す、通行人にエスカレーターの場所を聞くなど。
②エスカレーターを利用しない、或いは利用に不安を感じる理由は何ですか。例えば、エスカレーターの場所が分かっても、上り下りの方向が分からない、エスカレーターの始まりと終わりが分からないなど。
③エスカレーターの音声案内は、どの位置に付いているのが分かり易いと思いますか。例えば、エスカレーター手前の左側、エスカレーター手前の右側、乗り口付近の左側、乗り口付近の右側、乗り口の天井付近。
これまでもエスカレーターを安全に利用できるための対策を講じてもらうように、行政や鉄道各社に働き掛けてきてはいましたが、その反応を見ると、「視覚障害者はエスカレーターは危険なので、あまり使っていない」と思い込んでいるケースが多いということで、東視協では、このアンケート調査の結果をもとに、視覚障害者の率直な声をぶつけていきたいとしています。