「障害福祉分野における生産性向上とは何か」
| 「障害福祉分野における生産性向上とは何か」 番組担当の塚本です。定期購読している点字毎日新聞6月25日号(墨字版)に、厚生労働省が障害福祉分野での生産性向上を支援する取り組みを始めているとの記事が掲載されていました。この記事を読んだ時の最初の感想は、「障害福祉に経済合理性が持ち込まれる動きが強まるのではないか」という懸念でした。ここで言う「生産性向上とは、何を意味する」でしょうか。 厚生労働省が、「障害福祉現場における生産性向上の政策動向」という膨大な量の資料をネット上に公開しています。それによりますと、厚生労働省は障害福祉分野の生産性向上を、「支援者一人一人の力を引き出し、チームでその力を利用者に届けることで、新たな価値を生み出すこと」と位置づけ、「当事者視点に立ったケアの充実のための生産性向上」を推進しているとしています。 特に、障害福祉分野における人材確保が喫緊の課題となる中、限られた人員でも質の高い障害福祉サービスを効率的かつ効果的に提供するためには、サービス提供事業者の生産性向上が重要との考え方と言えそうです。 具体的には介護テクノロジーの導入・活用促進、事業者間の連携・協働化、手続き負担の軽減などの取り組みにより、間接業務の効率化と直接処理業務の負担軽減・質の向上を進めていくとしています。 この障害福祉分野における生産性向上の動きについては、この「こぼれ話」の欄で、今後随時触れていきたいと思います。 |