「東視協 視覚障害者の難聴問題への取り組み」②

「東視協 視覚障害者の難聴問題への取り組み」②
番組担当の塚本です。視覚障害者が加齢など様々な理由で、耳の聞こえが悪くなる難聴という新たな障害を抱えるケースが増えています。今年1月には、全視協 全日本視覚障害者協議会が、この問題をテーマにシンポジウムを開催しました。
このシンポジウムの内容を振り返ってみますと、視覚障害と聴覚障害を併せ持つ人は、全国に約14000人と推定されています。そのうち四分の一の人は就労していますが、正規雇用の割合は10%以下ということでした。また、補聴器を利用している人の割合は意外に低いという現状も報告されていました。
見えにくさが人によって千差万別であるように、聞こえにくさも千差万別で、現状では個々の人に見合った福祉サービスの供給体制が整っていないという事でした。この集会に参加した人からは、「補聴器を使うと、車のクラクションの音が大きくなり過ぎ、ボリュームを絞ってしまうと、人の声が聞きにくくなってしまう」などの声が上がっていました。
身体障害者福祉法に「盲ろう」という新しいカテゴリーを盛り込むべきだとの声もあるようです。
今後も、この「こぼれ話」の欄では、視覚障害者の難聴問題をフォローしていきます。