「視覚障害者の安全な移動のために」②
| 「視覚障害者の安全な移動のために」② 番組担当の塚本です。昨日に引き続き、日本弱視者ネットワークが今年4月に開催した「移動を考える会」の模様を紹介します。この会の後半では、視覚障害者が歩行や買い物などをはじめ、移動に困ったときに、どのように近くの人や店の従業員に手助けをしてもらうかというソフト面での解決策が主に話し合われていました。 議論の冒頭では、参加者から「最近は白杖を手にして街を歩いていると、声をかけてくれる人が格段に増えている」との感想が口々に語られていました。特に関西方面に行くと、「兄ちゃん、どこへ行くねん」とか関西弁で親しみを込めて話しかけてくれる人が多いということでした。ただ、声をかけてもらう際、「大丈夫ですかと声をかけられると、なぜだかわからないけれども、どうしても大丈夫ですと答えてしまうので、何かお手伝いしましょうかと声をかけてもらうのが有難い」という話が出ていました。この声かけの在り方は、古くて新しい問題のようです。 また、コンビニなどで、商品を買う時に、「最近はスマホで商品名を確認したり、商品名を読んでくれる様々なアプリがあるので、活用すると便利だ」といった話しも紹介されていました。 この他、大きなショッピングモールなどで、行先が分からなくなった時は、「出口はどこかなとか、エレベーターはどこかなとか、ぶつぶつ言いながら歩くと、周囲の人が手助けしてくれたりする」といった視覚障害の当事者ならではの体験談なども披露されていました。 |