「青森放送 耳の新聞スペシャル ギャラクシー賞ラジオ部門入賞」②

番組担当の塚本です。RAB青森放送ラジオ制作の「耳の新聞スペシャル 寄宿舎放送クラブ」というタイトルの番組がギャラクシー賞ラジオ部門で入賞しました。
この番組は、青森県立盲学校の卒業生で、現在シンガーソングライターとして活動する板橋カズユキさんと、同じく卒業生で介護施設で働くかたわら音楽活動も続けている宮川秀美さんの二人が、卒業後30数年ぶりに母校の盲学校を訪ね、在校生や当時の先生と交流する場面を紹介したものです。板橋さんと宮川さんの二人は、小学一年生から15年間、盲学校の寄宿舎で寝食をともにしながら生活し、そろって卒業しました。母校の盲学校
が創立100周年を迎えるに当たって、久しぶりに母校を訪ねたものです。
板橋さんは全盲、宮川さんは弱視ですが、二人とも盲学校入学後、フォーク部に入部し、カセットの音楽やラジオの深夜放送を聴くのが、何よりも楽しかったと言います。同じ盲学校に通う女子生徒から点字で書かれた手紙をもらったのが、何よりもうれしかったなど、青春時代を振り返っていました。
当時暮らしていた寄宿舎で、現在の在校生らと交流し、「翼をください」を合唱する場面などもあり、心あたたまる番組となっています。
現在55歳の二人が母校の寄宿舎を訪ね、番組の締めくくりには、「盲学校では音楽に支えられた、ラジオに育てられた」と話していました。
ギャラクシー賞入賞の「耳の新聞スペシャル 寄宿舎放送クラブ」の番組は、温かな余韻を感じさせてくれました。