「視覚障害リンクワーカーへの期待」②

番組担当の塚本です。

中途視覚障害の当事者である弁護士の田中伸明さんが、月刊「視覚障害」3月号に投稿した記事をもとに、視覚障害リンクワーカーが果たす役割の大きさについて紹介しています。

視覚障害リンクワーカーとは、
各医療機関の眼科を受診している人が、将来の失明を告知された場合に、その人に寄り添い、視覚障害者を支援する機関につなぐ役割を担う存在です。

田中さんの視覚障害の症状が進行したのは、大学在学中の事でした。

視野が狭まり、視力も低下していく中で、
精神的にはうつ状態となり、生きる意味さえ見失っていた時期が1年半程度、続いたということです。

そんな田中さんが立ち直ることが出来たきっかけは、名古屋市内のリハビリテーションセンターで、パソコンの研修や点字を一から学び、更にそこで同じ視覚障害の仲間と出会う事が出来た事でした。

当時、もしも視覚障害リンクワーカーという存在が制度的に確立されていれば、一人で悩む期間はもう少し短くなっていたのではないかと田中さんは振り返っています。

リンクワーカーが提供してくれるサポートは、「光の道標」のようなものだということです。