「医学モデルと社会モデル」⑤

番組担当の塚本です。

今週は、1月17日(土)に開催された「
タートルの会」交流会での、東洋大学人間科学総合研究所客員研究員の川内美彦さんの講演内容を紹介してきました。

最終回の今日は「なぜ、
合理的配慮の提供が必要なのか」がテーマです。

先ず、
改めて医学モデルと社会モデルとの障害の捉え方の違いについて触れておきます。

川内さんの説明は以下のようなものでした。


『障害のある人は、自分で出来ないところを人にやってもらうことを含めて、同じ目的を達成するのに、大多数の健常者の人とはやり方が違う。障害のある人の暮らしづらさは、自分たちに合ったやり方が出来ないような社会環境になっていることから生まれている。社会モデルでは、障害のある人を「出来ない人」とは考えていない。多数派とはやり方が違うため、多数派に都合よく作られた社会に合わせることが難しい。社会は障害者の様々なやり方を理解し、それを可能にするように柔軟になるべきではないか』

社会が柔軟になるために、合理的配慮が必要と言う考え方が導き出されます。

『合理的配慮はやさしさや思いやりとは次元の異なる考え方。差別をなくし平等な社会を実現するために必要なもの。』

合理的配慮が昨年から義務付けられたのも当然と言えるかと思います。