「医学モデルと社会モデル」①

番組担当の塚本です。

今週は、17日(土)
に開催された認定NPO法人「認定NPO法人視覚障害者の就労を支援する会(タートル)」の交流会での東洋大学名誉教授、川内美彦さんの講演内容をご紹介します。

それに先立って、
今日は1月17日(土)の朝日新聞朝刊17面「多事奏論」という欄に掲載されていた、岡崎明子編集委員の『健常と障害のはざま 「難儀なこと」を救う、別の眼鏡』というタイトルの記事を紹介いたします。

この中で岡崎さんは以下のように記しています。少し長くなりますが、引用いたします。

車いすの人が階段を上れないのは足が悪いからで克服には本人の努力が必要。これが医学モデルの考え方だ。”障害は個性”という言葉もこれに通じる。
一方の社会モデルでは、エレベーターが無いという環境が障害を作っているのだから、社会の責任で障害を取り除く必要があると考える。
つまり社会モデルに立てば、障害者の定義は“いま置かれている環境によって生きづらさを抱えている人”となり、障害者と認定されないグレーゾーンにこぼれ落ちている人も救う事ができる。」

以上が岡崎編集委員が記した「医学モデルと社会モデルで、障害の捉え方がどれほど違うのか」についての考え方です。

昨年法的に義務付けられた「障害者への合理的配慮」も、この社会モデルに基づく考え方と言えるでしょう。

この社会モデルの定義を踏まえて、明日からこの欄では川内美彦名誉教授の講演内容を紹介していきます。