「就労の壁を乗り越えた体験記」③

番組担当の塚本です。

先月20日に日本弱視者ネットワークが開催した就労座談会の模様を紹介してきましたが、今日はその三回目です。

座談会の席上、三番目に報告に立った女性は、「ワーキングママは大変なのは当たり前。細かいことは気にしない」といったテーマで話していました。

この女性は、網膜剥離、
白内障、緑内障により、視力は右が0.05 左が0.02というロービジョンの当事者です。

最初に入社したのは商社で、正社員として新卒で入社し、出産のため3年で退社しました。

20代の後半は双子の育児に追われる日々でしたが、自分の目が見えにくいことは、子どもにとっては言い訳にはならないと自らに言い聞かせ、頑張ったそうです。

その後、IT企業の事務職として10年働いたのち、現在は三社目の会社で事務職として働き、現在4年目に入っています。

視覚障害者が働き続けるに当たって、その心構えとして、「頑張り過ぎない」「自分の障害の事を隠すと、却ってつらくなる」「人を頼ると意外とスムーズに事が運ぶ」という三点を挙げていました。

そして最後に、「
大変なのは自分だけじゃないと思う事が大切」という言葉で、報告を締めくくっていました。