「全国視覚障害者雇用促進連絡会研修会~事務的職業への就労拡大に向けて」②

番組担当の塚本です。

視覚障害者が鍼灸などの専門職だけでなく、
事務的な職種への就労がもっと増えるようにするための今後の課題などを話し合う「全国視覚障害者雇用促進連絡会」研修会の模様を報告しております。

研修会での二人目の講師は、日本視覚障害者職能開発センターの主任就労支援員である藤縄泰彦さんでした。

藤縄氏は職能開発センターで学んでいる視覚障害者に、就職や雇用の継続に必要なパソコンのスキルなどの指導に当たっています。

視覚障害者が仕事をしている職域としては、大きく分けて二つの職域があります。

一つは鍼灸など国家資格を基にした職域、もう一つは事務的な仕事という職域です。

そして残るもう一つの職域は運輸・清掃などの仕事です。

この三つの職域別に視覚障害者が働いている割合を見ますと、鍼灸などの職域が33.3%、運輸・清掃などが22.8%、そして事務系の職種が21.9%となっており、事務系職種への就労拡大が今後の課題であることを示した数字となっています。

藤縄さんによりますと、視覚障害者の就労を取り巻く環境は改善されつつあるとしながらも、情報アクセシビリテイや職場での合理的配慮の拡大など、まだまだ課題は残されているということです。