番組担当の塚本です。
昨日に引き続き、視覚障害当事者の杉本梢さんが、障害啓蒙の活動を始めるに至った道のりを、ご著書の『いつも気にかけてくれてありがとう』をもとに紹介します。
中学校を卒業し、杉本さんは普通高校に進学しました。
高校に視覚障害者は杉本さん一人で、最初は心細い日々を過ごしましたが、友人や教師が心の支えになってくれたと言います。
高校卒業後は、大手一般企業に障害者雇用枠で就職しました。
職場では自分の視覚障害について伝えても、なかなか理解されず、障害をもって働くことの大変さを、連日のように実感しました。
ただ、この経験が、後に視覚障害についての啓発活動をするうえで、大切なものであったことを教えてくれたという事です。
働きながら資金を貯め、杉本さんは長年の夢であった視覚障害特別支援学校の教員になろうと、短大に進学。
21歳でその夢を果たしました。
特別支援学校では、生徒たちが様々な支援を受けることは当たり前の事です。
しかしひとたび実社会に出ると、支援を受けることは必ずしも当たり前の事にはなっていません。
そうした環境下にあっても、自分たちの視覚障害の症状や日々の困りごとを自ら発信し、周囲の人に理解してもらう事を決して諦めない人になって欲しいという気持ちを込めて、生徒たちを指導していたという事です。
昨日に引き続き、視覚障害当事者の杉本梢さんが、障害啓蒙の活動を始めるに至った道のりを、ご著書の『いつも気にかけてくれてありがとう』をもとに紹介します。
中学校を卒業し、杉本さんは普通高校に進学しました。
高校に視覚障害者は杉本さん一人で、最初は心細い日々を過ごしましたが、友人や教師が心の支えになってくれたと言います。
高校卒業後は、大手一般企業に障害者雇用枠で就職しました。
職場では自分の視覚障害について伝えても、なかなか理解されず、障害をもって働くことの大変さを、連日のように実感しました。
ただ、この経験が、後に視覚障害についての啓発活動をするうえで、大切なものであったことを教えてくれたという事です。
働きながら資金を貯め、杉本さんは長年の夢であった視覚障害特別支援学校の教員になろうと、短大に進学。
21歳でその夢を果たしました。
特別支援学校では、生徒たちが様々な支援を受けることは当たり前の事です。
しかしひとたび実社会に出ると、支援を受けることは必ずしも当たり前の事にはなっていません。
そうした環境下にあっても、自分たちの視覚障害の症状や日々の困りごとを自ら発信し、周囲の人に理解してもらう事を決して諦めない人になって欲しいという気持ちを込めて、生徒たちを指導していたという事です。