「障害理解への道~杉本梢さんの場合」①
番組担当の塚本です。
以前、「こぼれ話」の欄で紹介した視覚障害当事者の杉本梢さんが、どの様にして視覚障害を正しく社会の人たちに理解してもらう啓蒙活動を展開するようになったのか。
その道筋を杉本梢さんの『いつも気にかけてくれてありがとう』という著書をもとにご紹介します。
杉本さんは、生後8カ月で視覚障害のあることが発覚しました。
視力は裸眼で0.02、特注コンタクトをして0.09。
視野の中心が見えず、常にぼんやりとした状態で、眩しいのが苦手なため、夜の方が見えやすいという状態でした。
視覚に障害のない人たちの見え方が、どんなものなのかは、最初は分からなかったということです。
小学3年生の時に視覚障害の特別支援学校に転校し、そこで自分の見えにくさを理解してくれる友達や先生と出会って、伸び伸びとした学校生活を過ごすことが出来たと言います。
ただ、特別支援学校でも高学年になるにつれて、視覚に障害の無い人と自分を比べてしまい、自分の視覚障害を周囲の人にあまり知られたくないという気持ちとの葛藤もあったという事です。
そんな杉本梢さんが、自分の視覚障害を周囲にカミングアウトすることの大切さに気付いたのは中学生になってからのことでした。
以前、「こぼれ話」の欄で紹介した視覚障害当事者の杉本梢さんが、どの様にして視覚障害を正しく社会の人たちに理解してもらう啓蒙活動を展開するようになったのか。
その道筋を杉本梢さんの『いつも気にかけてくれてありがとう』という著書をもとにご紹介します。
杉本さんは、生後8カ月で視覚障害のあることが発覚しました。
視力は裸眼で0.02、特注コンタクトをして0.09。
視野の中心が見えず、常にぼんやりとした状態で、眩しいのが苦手なため、夜の方が見えやすいという状態でした。
視覚に障害のない人たちの見え方が、どんなものなのかは、最初は分からなかったということです。
小学3年生の時に視覚障害の特別支援学校に転校し、そこで自分の見えにくさを理解してくれる友達や先生と出会って、伸び伸びとした学校生活を過ごすことが出来たと言います。
ただ、特別支援学校でも高学年になるにつれて、視覚に障害の無い人と自分を比べてしまい、自分の視覚障害を周囲の人にあまり知られたくないという気持ちとの葛藤もあったという事です。
そんな杉本梢さんが、自分の視覚障害を周囲にカミングアウトすることの大切さに気付いたのは中学生になってからのことでした。