「心のバリアフリーとは」④

番組担当の塚本です。

先日、
埼玉県視覚障害者福祉協会主催のオンラインセミナーで講演した杉本梢さんのお話しを紹介してきましたが、今回はその最終回です。

高校卒業後、いったんは就職してみたものの、なかなか思うようにいかず、苦労した杉本さんは、小さいころからの夢であった視覚支援学校の教員の道を歩むことになります。

それまでは白杖を持つことに抵抗を感じていたということですが、教員になってからは、白杖が視覚障害者のシンボルとしての役割を果たしていることに納得できたと言います。

障害を理解するとはどういうことなのかを研究し、教員としては生徒に対して、障害の受容について教えました。

11年間の教員生活を終えて、杉本さんは新たな活動の場として、「日本心のバリアフリー協会」を旗揚げしました。

視覚障害に限らず様々な障害を持つ人への理解を深めるための啓発者になろう、情報の発信者になろうという想いからの行動であったという事です

来年5月には、「広がれ!心のバリアフリーファッションショー2026」
を企画しています。

日本心のバリアフリー協会」のホームページを見て頂くと、杉本さんの生い立ちや、現在の活動内容などをより詳しく知ることが出来ます。