「当事者がみた!障害告知からはじめるリハビリテーション」①

番組担当の塚本です。
今日は、『当事者がみた!障害告知からはじめるリハビリテーション』という本を紹介いたします。
この本は、「視覚障がい者ライフサポート機構“viwa"」代表の奈良里紗さんが、谷田光一さんにインタビューした内容がまとめられているものです。
お二人とも視覚障害者です。
谷田さんが目に異常を感じたのは大学4年生の夏休みのことでした。
眼科に行ったところ、すぐに入院するように言われ、翌日手術を受けます。
術後に医師から「あなたの眼の状態は、障害者手帳が取得できるレベルの見え方で、治るには年単位で時間がかかる」との説明を受けます。
就職の内定も取り消されました。
その当時の心境を谷田さんは、「家の中ですら歩くのがこわく、牢屋の中の囚人のような気持ち」と説明しています。
相談に行った市役所の福祉課のすすめで、デイサービスに通ったものの、終末期医療や高次脳機能障害の高齢者の多い環境に、違和感を感じる日々でした。
家族と暮らすことからくるストレスもあり、一人暮らしを始めた谷田さんは、市役所のリハビリテーションに出向いた際、「ここでパソコンの指導者をやってみないか」と声を掛けられたという事です。
その時に谷田さんの胸の中には、「障害をもっても出来ることはあるのだ」という気持ちが芽生えました。
一旦就職の内定は取り消されたものの、再度の就職活動で同じ会社に二度目の内定をもらうことも出来て、谷田さんは東京で働き始める事となります。
今日は、『当事者がみた!障害告知からはじめるリハビリテーション』という本を紹介いたします。
この本は、「視覚障がい者ライフサポート機構“viwa"」代表の奈良里紗さんが、谷田光一さんにインタビューした内容がまとめられているものです。
お二人とも視覚障害者です。
谷田さんが目に異常を感じたのは大学4年生の夏休みのことでした。
眼科に行ったところ、すぐに入院するように言われ、翌日手術を受けます。
術後に医師から「あなたの眼の状態は、障害者手帳が取得できるレベルの見え方で、治るには年単位で時間がかかる」との説明を受けます。
就職の内定も取り消されました。
その当時の心境を谷田さんは、「家の中ですら歩くのがこわく、牢屋の中の囚人のような気持ち」と説明しています。
相談に行った市役所の福祉課のすすめで、デイサービスに通ったものの、終末期医療や高次脳機能障害の高齢者の多い環境に、違和感を感じる日々でした。
家族と暮らすことからくるストレスもあり、一人暮らしを始めた谷田さんは、市役所のリハビリテーションに出向いた際、「ここでパソコンの指導者をやってみないか」と声を掛けられたという事です。
その時に谷田さんの胸の中には、「障害をもっても出来ることはあるのだ」という気持ちが芽生えました。
一旦就職の内定は取り消されたものの、再度の就職活動で同じ会社に二度目の内定をもらうことも出来て、谷田さんは東京で働き始める事となります。