「盲ろうってなあに」②

番組担当の塚本です。

昨日に引き続いて、視覚障害と聴覚障害の二つの障害を併せ持つ「盲ろう」について触れます。

盲ろうの人たちは、日常生活において、コミュニケーション、移動外出、情報入手といった三つの面で様々な困難を抱えています。

盲ろう者のコミュニケーションの手段は、大きく分けて五種類に分類されます。

その五種類とは、①音声手話　②触手話　③弱視手話　④音声　⑤PC利用　です。

手話についても、触手話、指点字、手書き文字などがあり、盲ろう者のサポートに当たっては、それぞれについての専門的な研修が必要とされています。

そのために通訳介助員派遣制度が、各自治体で作られており、盲ろう者への支援が義務付けられています。

詳細については、多くの都道府県に「盲ろう者支援センター」や「盲ろう者友の会」といった団体が組織されておりますので、相談することができます。