番組担当の塚本です。
昨日に引き続き、「日本視覚障害者団体連合会」が、今年春に開催したロービジョン者への理解を深めるためのシンポジウムの内容を紹介します。
シンポジウムを主催した日本視覚障害者団体連合会の竹下会長は、全盲の視覚障害者の見え方には大きな違いはないが、ロービジョンの視覚障害者の見え方は、人によって違いがあり、まさに多様であることを改めて認識させられたと指摘していました。
そして、今年四月に義務化された障害者に対する職場などでの合理的配慮は、ロービジョン者にこそ必要であり、個々の視覚障害者が、どんな困難を抱えているのか、それへの対応はどのようになされるべきか、その対応にも多様性が求められると話していました。
シンポジストからは、例えば眼球使用困難症については、障害者手帳や福祉制度の対象とならず、医療と福祉の間で孤立しているのが現実だとの声が上がっていました。
そのうえで、ロービジョン者が気楽に相談できる体制の構築、支援してくれる人の養成、支援情報の発信の強化などを求める声も聞かれていました。
更に職場などで合理的配慮を要望したいと思っても、そうした要望自体が、わがままと受け取られないか、合理的配慮を求める正当な要求なのかで悩むケースもあるなど、ロービジョン当事者でなければ分からない問題が提起されていました。
尚、このシンポジウムの模様は、「日本視覚障害者団体連合会のホームページ」で閲覧できます。
昨日に引き続き、「日本視覚障害者団体連合会」が、今年春に開催したロービジョン者への理解を深めるためのシンポジウムの内容を紹介します。
シンポジウムを主催した日本視覚障害者団体連合会の竹下会長は、全盲の視覚障害者の見え方には大きな違いはないが、ロービジョンの視覚障害者の見え方は、人によって違いがあり、まさに多様であることを改めて認識させられたと指摘していました。
そして、今年四月に義務化された障害者に対する職場などでの合理的配慮は、ロービジョン者にこそ必要であり、個々の視覚障害者が、どんな困難を抱えているのか、それへの対応はどのようになされるべきか、その対応にも多様性が求められると話していました。
シンポジストからは、例えば眼球使用困難症については、障害者手帳や福祉制度の対象とならず、医療と福祉の間で孤立しているのが現実だとの声が上がっていました。
そのうえで、ロービジョン者が気楽に相談できる体制の構築、支援してくれる人の養成、支援情報の発信の強化などを求める声も聞かれていました。
更に職場などで合理的配慮を要望したいと思っても、そうした要望自体が、わがままと受け取られないか、合理的配慮を求める正当な要求なのかで悩むケースもあるなど、ロービジョン当事者でなければ分からない問題が提起されていました。
尚、このシンポジウムの模様は、「日本視覚障害者団体連合会のホームページ」で閲覧できます。