「目を診る、その先へ~清水朋美医師の提言」③

番組担当の塚本です。
「知っていますか?ロービジョン」の番組にも何度かご出演いただいた、国立リハビリテーションセンター病院の眼科医の清水朋美先生が、月刊「視覚障害」9月号に寄稿した「目を診る、その先へ」というタイトルの論文内容を紹介しております。今日はその三回目です。
結論として、清水先生は、「見えることに重点を置いてきた眼科医療は、多くの患者に恩恵をもたらしてきた。その一方で、治療を行ったものの、見え方に支障の残るケースへの支援は後回しにされてきたのも事実である」と問題を提起しています。
ロービジョンの患者にとっては、そうした支援こそ求められているのではないかとして、清水先生は「今こそ眼科医にとっての転換期ではないか。未来の眼科医に求められるのは、医学的知識だけではなく、社会との接点を持ち続ける姿勢である」と指摘し、多角的な視点から視覚障害への理解と支援の必要性を発信し続ける事だと結論付けていました。
患者の生活面での支援にも目配りできる眼科医が増えることは、大変に心強い事と言えます。
「知っていますか?ロービジョン」の番組にも何度かご出演いただいた、国立リハビリテーションセンター病院の眼科医の清水朋美先生が、月刊「視覚障害」9月号に寄稿した「目を診る、その先へ」というタイトルの論文内容を紹介しております。今日はその三回目です。
結論として、清水先生は、「見えることに重点を置いてきた眼科医療は、多くの患者に恩恵をもたらしてきた。その一方で、治療を行ったものの、見え方に支障の残るケースへの支援は後回しにされてきたのも事実である」と問題を提起しています。
ロービジョンの患者にとっては、そうした支援こそ求められているのではないかとして、清水先生は「今こそ眼科医にとっての転換期ではないか。未来の眼科医に求められるのは、医学的知識だけではなく、社会との接点を持ち続ける姿勢である」と指摘し、多角的な視点から視覚障害への理解と支援の必要性を発信し続ける事だと結論付けていました。
患者の生活面での支援にも目配りできる眼科医が増えることは、大変に心強い事と言えます。