「川柳で楽しくわかる!弱視者生活」

番組担当の塚本です。

ロービジョンの人たちの当事者団体である日本弱視者ネットワークが、このほど『川柳で楽しくわかる!弱視者生活いろはにほへと』という本を出版しました。

弱視者の身の回りにありがちな出来事を、川柳の形にしてまとめた一冊です。

読んでいると、なるほどと納得したり、クスリと笑ったりと楽しく読める内容となっています。

例えば

「ち」竹輪から のぞいたような 視野狭窄

弱視者は見える範囲が筒から覗いたような状態になると、良く表現される内容を 「竹輪からのぞいたような」という言葉で表現したものです。

「わ」わかりません ここそこあそこが どこなのか

弱視者は「あの」「その」「この」「それ」などの指示語がとても苦手です。

「あれ取ってきて」という何気ない注文に苦戦することも多い日常を詠んだ川柳です。

「か」買い物で ケタ間違えて 大あわて

弱視者は買い物の際に値段をひとけた見落としてしまうことがよくあります。

25000円の値札を2500円と間違えてあわててしまうことも・・・。

「す」すれ違い 挨拶されても 今の誰

弱視者にとって、会社の廊下などで向こうから歩いてくる人が誰なのかを認識するのは、なかなか難しいといいます。

特に職場では、失礼のないようにやたらと会釈することになってしまうことを詠んだ川柳です。

このように弱視の人たちの日常を詠みこんだ楽しい川柳のつまった一冊です。

読書工房から一冊2000円(税抜)で販売中です。