「当事者主導の支援とは~視覚障がい者ライフサポート機構”viwa”の活動」④

番組担当の塚本です。

今週は、「視覚障がい者ライフサポート機構”viwa”」が、2010年に旗揚げし、10年後の2020年にそれまでの活動を振り返りつつまとめた書籍『当事者力』(奈良里紗編著)の内容を紹介してきました。

活動に携わってきたサポーターのメンバーの一人は、「viwaは、子供の新鮮な表情に出会える場所」と記しています。

そしてその活動を通じて、「一つ一つの活動をじっくり行うことの大切さを学んだ」ということです。

このサポーターが寄せた文章の一部を引用させてもらって、四日間にわたってお伝えしてきた「こぼれ話」の欄のまとめとさせていただきます。

「視覚障害のある子供たちは、指を使って集中して触ったり、目を近づけて一生懸命、見ようとしたりする。そんな新しいものに興味津々な子供たちのワクワクした気持ちを、一つ一つの活動をじっくり行うことで、確かなものにしていくことは、とても大切であると感じた。今後も子供達にはじっくり活動を行い、新たな発見をたくさんして欲しい。そして子供たちがviwaでの体験を家族や学校の友達に自慢出来たら何よりだと思います」