「視覚障害者にとっての居場所~ぴあサロン」②

番組担当の塚本です。
昨日に引き続いて、東京・高田馬場の新宿区社会福祉協議会の視覚障害者交流コーナーで、毎月一回開かれている「ぴあサロン」を取り上げます。
私が取材させていただいた先月の「ぴあサロン」には、過去最多の二十数名の視覚障害者が参加していました。
一人一人の参加者に「声を出していただくことを大切にしている」という司会役の木幡由美子さんの巧みな進行ぶりに、参加者全員が、「自分が感じていること」「記憶に残っている出来事」などを自由に発言し、温かい雰囲気の漂う交流会でした。
「ぴあサロン」に参加していた中途失明の視覚障害の男性は、「病院へ行って、暮らしの困りごとを相談しても具体的な指示がない。役所に行っても分厚い資料をくれるだけに終わってしまい、途方に暮れるだけだった。中途失明者の悩みは、孤立してしまうことだと思う。ぴあサロンのような場所があると安心できる。ぴあサロンの良さは、居場所が作れるという点に尽きるのではないかと思う」と話していました。
昨日に引き続いて、東京・高田馬場の新宿区社会福祉協議会の視覚障害者交流コーナーで、毎月一回開かれている「ぴあサロン」を取り上げます。
私が取材させていただいた先月の「ぴあサロン」には、過去最多の二十数名の視覚障害者が参加していました。
一人一人の参加者に「声を出していただくことを大切にしている」という司会役の木幡由美子さんの巧みな進行ぶりに、参加者全員が、「自分が感じていること」「記憶に残っている出来事」などを自由に発言し、温かい雰囲気の漂う交流会でした。
「ぴあサロン」に参加していた中途失明の視覚障害の男性は、「病院へ行って、暮らしの困りごとを相談しても具体的な指示がない。役所に行っても分厚い資料をくれるだけに終わってしまい、途方に暮れるだけだった。中途失明者の悩みは、孤立してしまうことだと思う。ぴあサロンのような場所があると安心できる。ぴあサロンの良さは、居場所が作れるという点に尽きるのではないかと思う」と話していました。