番組担当の塚本です。
視覚障害者、聴覚障害者が映画鑑賞を楽しめるユニバーサルシアターのオープンに向けて苦闘された歴史について、オーナーの平塚千穂子さんのご著書『夢のユニバーサルシアター』(読書工房刊)をもとに紹介してきました。
2016年3月、それまで上映活動の拠点にしていた建物からの退去を求められて、平塚さんは新たな物件探しに奔走します。
映画館を新たにオープンさせると言っても、そこには興行場法をクリアし、なおかつ商業地域に立地が限定されるなど、いくつかの法律的な条件をクリアしなければならず、物件探しは難航しました。
それでも現在の田端駅から徒歩10分足らずの商店街の一角に相応しい物件は確保できました。
それからは、資金集めの苦労が始まります。1500万円の目標を超える金額の募金を集めることに何とか成功し、障害者が映画鑑賞を楽しめる内装や音響設備の設置の課題もクリアし、「シネマ・チュプキ・タバタ」がオープンしたのは、2016年9月の事でした。
ユニバーサルシアターがオープンし、様々な障害者が映画館を訪れるようになると、地元の商店街の人たちが、そうした方々の道案内に協力してくれるなど、地域に根差した映画館として、いまではすっかり根付いているという事です。
是非一度、足を運ばれることをお勧めいたします。
視覚障害者、聴覚障害者が映画鑑賞を楽しめるユニバーサルシアターのオープンに向けて苦闘された歴史について、オーナーの平塚千穂子さんのご著書『夢のユニバーサルシアター』(読書工房刊)をもとに紹介してきました。
2016年3月、それまで上映活動の拠点にしていた建物からの退去を求められて、平塚さんは新たな物件探しに奔走します。
映画館を新たにオープンさせると言っても、そこには興行場法をクリアし、なおかつ商業地域に立地が限定されるなど、いくつかの法律的な条件をクリアしなければならず、物件探しは難航しました。
それでも現在の田端駅から徒歩10分足らずの商店街の一角に相応しい物件は確保できました。
それからは、資金集めの苦労が始まります。1500万円の目標を超える金額の募金を集めることに何とか成功し、障害者が映画鑑賞を楽しめる内装や音響設備の設置の課題もクリアし、「シネマ・チュプキ・タバタ」がオープンしたのは、2016年9月の事でした。
ユニバーサルシアターがオープンし、様々な障害者が映画館を訪れるようになると、地元の商店街の人たちが、そうした方々の道案内に協力してくれるなど、地域に根差した映画館として、いまではすっかり根付いているという事です。
是非一度、足を運ばれることをお勧めいたします。