「視覚障害児の通学に同行援護認める~宮崎市」

番組担当の塚本です。
「視覚障がい者ライフサポート機構 “viwa”」のホームページを見ていましたら、「こどもの同行援護をかちとるまで」という音声配信がアップされていました。
今日はその内容を紹介いたします。
この音声配信プログラムに出演していたのは、宮崎市に住む石田浩之さんです。
石田さんはご自身が視覚障害者、今年、宮崎市内の盲学校に通い始めた女のお子さんも視覚障害者です。
石田さんは娘さんを盲学校に入学させるために、今年2月、宮崎市に転居しました。
石田さんは、娘さんの通学のために、同行援護のサービスが受けられるように申請しましたが、宮崎市では「18歳未満の視覚障害者には同行援護を認めていない」という回答でした。
その理由としては、「18歳未満の障害児を一人で行動させることは、社会通念上、想定できない」という説明がなされたということです。
こうした宮崎市の対応に疑問を感じた石田さんは、仲間4人でオンライン署名を開始し、1カ月足らずの間に3000人を超す署名を集めました。
これを受けて宮崎市は、これまでの姿勢を転換し、石田さんの娘さんが、盲学校に通学する際に、同行援護のサービスを支給することを認める決定を下しました。
この方針転換について、宮崎市は、「世帯の状況によって、子どもの通学への同行援護が必要な場合があることが分かった。保護者に障害があって、充分に付き添いが出来ず、他に支援者もいない状況では、18歳未満の同行援護を認めることとした」と説明しています。
結果として、娘さんの盲学校への通学への同行援護が認められたことについて、石田さんは、「どの家庭でも悩みはある。家族で一緒に考える、子どもとしっかり向き合うこと。今回の件については、先ず、人に話してみること、聞いてもらうこと。そこから声が広がることもある」と振り返っています。
「視覚障がい者ライフサポート機構 “viwa”」のホームページを見ていましたら、「こどもの同行援護をかちとるまで」という音声配信がアップされていました。
今日はその内容を紹介いたします。
この音声配信プログラムに出演していたのは、宮崎市に住む石田浩之さんです。
石田さんはご自身が視覚障害者、今年、宮崎市内の盲学校に通い始めた女のお子さんも視覚障害者です。
石田さんは娘さんを盲学校に入学させるために、今年2月、宮崎市に転居しました。
石田さんは、娘さんの通学のために、同行援護のサービスが受けられるように申請しましたが、宮崎市では「18歳未満の視覚障害者には同行援護を認めていない」という回答でした。
その理由としては、「18歳未満の障害児を一人で行動させることは、社会通念上、想定できない」という説明がなされたということです。
こうした宮崎市の対応に疑問を感じた石田さんは、仲間4人でオンライン署名を開始し、1カ月足らずの間に3000人を超す署名を集めました。
これを受けて宮崎市は、これまでの姿勢を転換し、石田さんの娘さんが、盲学校に通学する際に、同行援護のサービスを支給することを認める決定を下しました。
この方針転換について、宮崎市は、「世帯の状況によって、子どもの通学への同行援護が必要な場合があることが分かった。保護者に障害があって、充分に付き添いが出来ず、他に支援者もいない状況では、18歳未満の同行援護を認めることとした」と説明しています。
結果として、娘さんの盲学校への通学への同行援護が認められたことについて、石田さんは、「どの家庭でも悩みはある。家族で一緒に考える、子どもとしっかり向き合うこと。今回の件については、先ず、人に話してみること、聞いてもらうこと。そこから声が広がることもある」と振り返っています。