「全日本視覚障害者協議会全国大会開幕へ」

番組担当の塚本です。

視覚障害者の当事者団体である全日本視覚障害者協議会(全視協)の第37回大会が、6日(金)から8日(日)まで、東京都新宿区戸山の全国障害者総合福祉センターで開催されます。

この大会では2024年度の活動報告、2025年度の活動方針などが議論されますが、今後の活動の重点目標としては、以下の三点が挙げられています。

一つ目は「駅の無人化対策」です。国内の鉄道駅の約半数が無人駅という現状で、これがホームドアの設置が増えても、視覚障害者の転落事故が後を絶たない要因の一つとしたうえで、無人駅・無人改札に反対する運動を強めるとしています。

二つ目の運動目標としては「災害対策」が挙げられています。

災害発生時に問題となる避難場所でのトイレ問題です。

実際に使ってみなければ、いざという時に使えないという現状を踏まえて、実際の訓練・学習などの重要性を指摘しています。

そして三つ目の目標としては、「平和と人権、民主主義を守る」という目標が掲げられています。

全視協大会の模様については、来週のこの欄で報告致します。