「盲導犬ユーザーの意識調査」②

番組担当の塚本です。

昨日に引き続き、認定NPO法人「全国盲導犬施設連合会」が行った調査結果から紹介します。

この調査では、盲導犬受け入れ拒否の経験の有無に関する調査の他、盲導犬ユーザーが社会参加する上で障壁と感じていることについても調査が行われました。

それによりますと、「タッチパネルの操作ができない」とする回答が目立ったのをはじめ、更にセルフレジやロボットによる配膳など、ICT技術の進化による障壁を感じている人が全体の約6割にのぼりました。

昨年4月に改正障害者差別解消法が施行され、事業者による合理的配慮の提供が義務化されましたが、「この1年間に視覚障害に対する人々の理解に変化があったと思いますか」という問いに対して、「良い変化があったと感じる人」は2割ほどで、「変化したとは思わない」とする人は、全体の8割近くに上っています。