「音声ガイド研究会」③

番組担当の塚本です。

音声ガイド研究会のご紹介の三日目です。

今月18日(日)に映画を上映しながら、それに役者の動きや風景の説明を生で音声ガイドする研究会が開催されたことを紹介してきました。

視覚障害者の間では、今、公開中の映画作品を観たいという希望が強いとの事で、その為には、生で音声ガイドをつけるという試みが、もっと広がってもいいのではないかという感想を持ちました。

作中で、「これ」「それ」とかの指示語を言われても、それらが何を指しているのか、視覚障害者には理解しづらいことが、多々あります。

それらを映画の画面を見ながら瞬時に説明することは、きわめて重要であり、それには相当のテクニックを要するかと思います。

音声ガイド担当者を養成する講座も、折に触れて開催されているようです。

尚、音声ガイド付きの映画は、東京・田端の「シネマ・チュプキ・タバタ」という映画館で上映されています。

「チュプキ」とは、
アイヌ語で「自然界の光」を意味するのだそうです。