「音声ガイド研究会主催の映画鑑賞会」①

番組担当の塚本です。

視覚障害者の方々が、美術館や博物館、或いは映画、演劇などを鑑賞する時に、自分の目ではなかなか見えにくい作品を言葉で説明してくれる人が付いていてくれれば、作品の理解が格段に深まるであろうことは、どなたでも想像がつくかと思います。

その大切な役割を担ってくれるのが、音声ガイドと呼ばれる人たちです。

東京・練馬区で活動している「ブルーベリーボイス」という音声ガイド研究会が、5月18日(日)午後、映画鑑賞会を開催し、視覚障害者を交えて音声ガイド付きの映画を楽しみました。

視覚障害者が映画を楽しめるのだろうかなどと疑問に思うのは、実は全くの杞憂で、音声ガイドが付くことで、視覚障害者は耳で、心で、そして頭で映画を観ることが出来るということです。

この鑑賞会では、海外映画作品が吹き替えで上映され、作中の登場人物の動きや、どんな場所のシーンなのかが、音声ガイドによって的確に説明され、作品の理解に大いに役立っていたようでした。

映画を見終わったとの視覚障害者の感想、音声ガイドが今後どんな場面で求められるのかなど、参加した人たちの声を交えて、明日以降報告いたします。