「日本弱視者ネットワーク総会」

番組担当の塚本です。

GW期間中、「こぼれ話」の書き込みは休ませていただいておりましたが、今日から再開致します。引き続きよろしくお願いを致します。

4月27日(日)午後、ロービジョンの当事者団体である「日本弱視者ネットワーク」の2025年度定期総会が、東京・田町の東京都障害者福祉会館で開催されました。

昨年度の活動報告に続いて、今年度の活動方針案が提案され、「他の視覚障害者の当事者団体との交流を深める」「弱視者の見え方が様々であることの周知を広める」「災害発生時に被災地の視覚障害者の情報を、被災地支援に入った団体に提供する」などが盛り込まれていました。

また、JR・私鉄各社で駅員の減少が続き、無人駅が増えている中で、国土交通省の「駅ホームにおける視覚障害者の安全対策検討会」に引き続き参加し、安全対策の充実を働き掛けることなども提案されました。

この鉄道駅での安全対策については、「困ったときはインターホンでお知らせください」「QRコードを読み込んでご連絡ください」などの表示が増えているが、そもそも視覚障害者には、その表示すら読めないなどの声が、総会終了後の交流会でも聞かれていました。

尚、5月25日(日)午前10時から11時半まで、TKP東京ベイ幕張ホールで、シンポジウム「多様な見え方の人が集い、ともに幸せに暮らすために」が開催されることも案内されていました。

このシンポジウムは予約不要・入場無料で、詳しい内容をお知りになりたい方は、千葉県視覚障害者福祉協会(℡ 043-421-5199)までお問合せ下さい。