「日視連・弱視部会 昨年度総会報告書」

番組担当の塚本です。

日本視覚障害者団体連合」の弱視部会の昨年度の「総会報告」が、先日、日視連のホームページにアップされました。

それによりますと、近年、ロービジョン(弱視)に関する障害当事者からの様々な要望が寄せられているということです。

ただ、ロービジョンは人によって見え方や見えにくさが大きく異なるため、その要望は多種多様で、集約するのはなかなか容易ではありません。

また、多くのロービジョン者は、自らが視覚障害者であることを打ち明けられず、困りごとや要望があっても、なかなか声に出せないという事情もあります。

こうした状況下で、具体的に声として上がっているものの一つに、点字ブロックの色に関する要望があるという事です。

点字ブロックの色は、最近は必ずしも黄色ではないものを見かけることがあります。

ロービジョン者は、点字ブロックの色を頼りに歩いている方もいらっしゃり、「点字ブロックの色は黄色に統一して欲しい」という要望を国や自治体に提出してはどうかという声も上がったという事です。