「isee!“Working Awards”2025 授賞式」②

番組担当の塚本です。

視覚障がい者の就労事例並びに就労拡大に向けたアイデイアを評価し表彰する「NEXT VISION」主催の授賞式で表彰された方々を、昨日に続いて今日も紹介いたします。

今日取り上げるのは、静岡県三島市を拠点に和太鼓奏者として演奏活動を続けながら、社会福祉士としても活動している片岡亮太さんという方です。

片岡さんは生まれつき弱視で、10歳で失明した視覚障がい者です。

失明し盲学校に入学した当初は人生の可能性を悲観したということですが、盲学校で和太鼓に出会ったことをキッカケに、「障がいは人生を狭めるものではない」と考えるようになったと話しています。

現在は、和太鼓を中心に、海外の民族打楽器などを演奏するパーカッショニストとしての音楽活動を続けながら、社会福祉士として働く人のメンタルサポートの仕事に携わっています。

大切にしたい言葉は、「人が集い、音が響き、時が輝く」というもので、音楽と言葉での情報発信を続けています。