「まだまだ足りない歩行訓練士」

番組担当の塚本です。

16日(日)放送のNHKラジオ第二の「視覚障害ナビ・ラジオ
」で、「知って欲しい歩行訓練士の世界」という特集を放送しておりました。

歩行訓練士という言葉から、視覚障がい者の歩行をサポートする専門職と思っておりましたが、実際には点字やパソコンの技能習得や、更には料理のサポート、日常作業の訓練など、幅広く対応してくれるということです。

歩行訓練士の資格を取るには、現在、大阪の「日本ライトハウス」と埼玉県の「国立障害者リハビリテーションセンター」の二か所で、養成が行われています。

ただ、現在、
日本全国で歩行訓練士として稼働している人は僅かに189人ということで、とても全国どこでも、歩行訓練を受けられる状況ではありません。

また、歩行訓練士という存在が視覚障がい者にどの程度認知されているのかという点についても、国土交通省が日本視覚障害者団体連合、網膜色素変性症協会、日本弱視者ネットワークなどの会員303人を対象に調査したところ、「歩行訓練士の存在を知らなかった人」が43人もいたということで、まだまだ視覚障がい当事者にも十分には知られていない実態が浮かび上がりました。

歩行訓練にご興味をお持ちの方は、「日本歩行訓練士会のホームページ」にアクセスし、訓練の受け方など調べてみてはいかがでしょうか。