「社会復帰を目指して盲導犬育成」

番組担当の塚本です。

昨日に続いて「日本盲導犬協会」の会報誌「盲導犬くらぶ」最新号から、受刑者が社会復帰を目指して、盲導犬の育成に取り組んでいるという「島根あさひ盲導犬パピープロジェクト」を紹介します。

パピーとは、生後60日から1歳の盲導犬を指します。

島根あさひ社会復帰促進センター(刑務所)では、日本で初の試みとして、2009年から受刑者が将来の盲導犬候補のパピーの育成に当たっています。

昨年11月には、第16期のパピー育成の受託式が行われました。

パピーと呼ばれる時期は、将来盲導犬として活動する為には、最も大切な時期とされています。

この時期のパピーの育成を手掛けることによって、受刑者が「信頼される喜び」「役に立つ喜び」「達成する喜び」を感じることで、社会復帰が促進されることが期待されています。